なんとかなる

2007年8月1日

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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

お久しぶりでございます。お休みしていて申し訳ございませんでした。
本日より、またまたブログを再開致しますので、宜しくお願い致します。
経営者の最も大きな決断は意思決定ですよね。つまり、「やる」か「やらないか」の舵取りです。しかし、中には勇気を持って決断をし動き出しても結果が裏目に出てしまうこともあるでしょう。そんな時、人間は一度失敗してしまうと自信をなくしてしまい、次の決断事体が消極的になってしまいます。そして、その消極策が、またまた裏目に出ると、今度はもうどうして良いのか判らなくなってしまうのです。自分は右に行けば良いのか左に行けば良いのかと。そんな時は、静かに目を閉じて自分の心に問いかけるのです。「これは、そもそも何のためにやろうとしていることなのか」を。周りから責め立てられ、決断を迫られると「本来の目的や趣旨」を見失ってしまいがちなのです。
トンチの一休さんは、自分の遺言状を残す時に弟子達を集めてこう言ったと言われています。「自分が死んだ後、どうにもならないことがあったら、これを開けなさい」
やがて、彼の死後、弟子達にとって非常に困ったことが起こり、その遺言状を開けたところ、そこに書かれていた言葉は、「なんとかなる！」でした。
世の中において、どうにもならないことなんて、そんなに多くはないものです。
そんな未来に案じているよりも現在の立ち位置と目的が明確であれば、そこに全力投球すれば良いだけなのだと言っているのです。