人の見方

2007年5月7日

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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

竹を割った様なサッパリした人がいました。その人の一番苦手なタイプは、のべつに細かなことを気にする様なネチネチしたタイプでした。その為、自分の苦手な、このタイプの人のところは、何となく避けて通るようになっていました。しかし、ある時ふとこんな事を思ったそうです。「自分がこれから人と一緒に事業をしたり、チームを組んだりするとしたら、計算高くて細かな人と組んだほうが成功に近づくかもしれない。もし、自分と同じような大雑把な人間だったら、即失敗してしまう可能性があるのではないか」と。
それからというもの、その人の見方が変わり、長所として捉えることが出来ました。
これは販売や人を通して仕事をしている方にとっては鉄則です。自分の気の合う人ばかりお客様であるはずもなく、それだとプロとは決して呼べません。プロは、どんなお客様であっても自分のものの見方を上手に変えられ、その人の長所に視点を当て、しっかりと認められる人を指すのです。