お問い合わせはお気軽に

宝石メガネ店の経営・販促の情報サイト

店舗の新陳代謝

 
この記事を書いている人 - WRITER -
アバター
元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

店頭における課題の中で1番、経営者や店長を悩ませるのは、「集客」です。集客が取れないと店頭の力は弱まり、強制的なカンフル剤である固定客催事で実績を作る流れに沿って経営は動いていくものです。しかし、同じ筋肉(お客様や企画)ばかり動かしていたら、その内、体のどこかに、歪が出てきてしまいます。その中で町の医者では、ありませんが、弱まっている体力(店頭)にチラシという点滴を打って体調を整えなければなりません。確かにチラシは、お客様との新たな出会いや、商圏内にいらっしゃる潜在顧客への認知を上げる目的においても大切なツールですが、目的は、やはり店頭の体力を維持したり上げることだと思います。つまり体力があれば、チラシは、頻繁に打つ必要はないのです。
皆さんのお店で1万円までのレンズセットは何本出ていますか?老眼鏡や低価格サングラスの本数は、昨年と比べていかがですか?もし仮に売上は昨年並みでも、集客商品が落ちていれば、明らかに、その店は新規顧客が少ないことを物語っているのです。確かにセレクトショップの様に大商圏で展開しているお店では1万円セットは、ないかもしれませんが、集客商品は別に準備しておかなければなりません。
人間の体が水分をしっかりと取り新陳代謝を高めているように、お店の新陳代謝もしっかりと見ておく必要があるのです。今年の宝石業界におけるクリスマス商戦も、15日過ぎでも、まだお客様は動かず苦戦したという報告を受けた店舗もありました。しかし、過去最高の売上を上げた店舗もあります。昨年のクリスマスに実績を取った店は、全て共通してチラシを打たなくても店頭の新陳代謝が出来ている新規客を取り込んでいた店舗です。1年間の店舗の評価が下される宝飾店と比べてメガネ専門店では、そこまではっきりと見えないかも知れませんが、着々と兆候は出ていることに目を向けてくださいね。


この記事を書いている人 - WRITER -
アバター
元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 宝石メガネ経営.com , 2007 All Rights Reserved.