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買い方提案の偏見

 
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

売れる販売員さんの売上を落とすのは簡単なことです。それは、「明日からクレジットは使えなくなるから」と伝えるだけで、実績はミルミル落ちていきます。確かにクレジットの強要で重ね購買を過度に勧める様なお店が消費者センターに訴えられる事件も、昔、聞いたことがありますが、それは常識的な範囲が理解出来ていないお店がすることで、「買い方」提案としては、お客様にとって、とても便利なツールであることは理解出来ます。例えば私達が家を買うときや車を買うときは、よほどの所得がない限りクレジットを使って購買するものです。また高級時計を買うとき、家電を買うとき、パソコンを買うとき、カー用品、女性のエステコース、呉服店等々でもクレジットは普通に活用されています。これを仮にカードで購買すると金利がメチャクチャ高くて、とても分割出来る代物ではありません。しかし、この「買い方」提案としてのクレジットをメガネ専門店では、普段どれぐらい活用されていますでしょうか?クレジット比率が低いということは、10万円以上の高額フレームが店頭で中々動きにくいことと比例して来ます。何故なら、10万円以上を財布の中に絶えず入れていらっしゃる方や、はなから10万円以上の予算を想定して来店される方、貯蓄から一度に10万円以上を支払える方に絞られてくるからです。宝飾店でも月額500万円以上を売られている全国の販売員売上実績の中身を見ると、現金売上は200万円程度で、半分以上はクレジットを使ったパターンで大体は構成されています。まず、自店でK18フレームやジュエリーフレーム、IDやP1シナジー等々の高級レンズが、最近動かなくなったと嘆かれる前に「買い方」提案をしっかりとお客様に提案出来ているでしょうか?もし、提案出来ていないとすれば、そこに販売員のクレジットに対する偏見が必ず存在しています。その場合、仮に「現在は昔と違って現金は手元に残しておいた方が得策です。いつ必要になるか判らないですから。その為、良いモノをお求めになる皆さんは、分割払いにされていますよ。自店では金利を12回まで頂きませんので、これを12回に分けて支払われた方がお得だと思います。」という様なところから接客トークから説明し、実際にやって見せることで、簡単に偏見が取れたりもするものです。是非とも検討して見て下さい。

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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

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