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組織とは

 
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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

こんにちは。竹本です。今日は組織というものについて。

組織には3つの大きなポイントがあります。

1つは共通の目的があって、次に貢献意欲そして最後にコミュニケーションです。この3つの要素を備えなければなりたたないと言ったのはバーナードで、公式組織論で述べています。

共通の目的は赤穂事件が判りやすいでしょうか?

その昔、大石内蔵助ら47士が「吉良上野介を討つ」ことを唯一の目的とする組織を創りました。本来、この吉良を討つことは目的ではなく、手段です。何故なら、武士の中には「浅野の無念を晴らす人」や「武士として忠誠心を天下に記す人」、「武士としての面目を保つ」等々、それぞれ目的意識に違いがあったからです。

でも凄いのは大石で、1つ前の「吉良を討つ」という手段を目的に思わせることで全員を1つに、まとめさせたからです。プロジェクトにしてもリーダーは組織のメンバーに「揺るぎない目的」を持たせるには、まずリーダー自身が、その目的を信じていることが前提となります。

そしてもっと凄いのは織田信長。その目的は「天下布武」つまり信長が天下を創り、世の中の武士を一元的な支配してしまうという体制を完成することでした。

その為に、信長は、それまでに合ったどんな権威も問題にしませんでした。ご法度だった比叡山延暦寺を焼き尽くし、権威を持っていた宗教を潰し、織田家内部の脅威であった実の弟を殺しました。

そして尾張内部の戦いでは大将が前に普通は出ないのに、先頭に立って陣頭指揮し、勇気と武士としての能力を示し、桶狭間では今川まで潰してしまいました。

凄すぎる。

このことからも、勝てる組織のリーダーは会社の社長でも、既成概念なんかにこだわらず、意味のない権威を潰し新しいことを実行しやすい提案や雰囲気
を醸し出し、それを実行できる有能な人物が腕を振るって暴れまわる。

そんなことなのかな、と思います。

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元船井総研上席コンサルタント。宝飾業界、眼鏡業界のエキスパートとして、約20年以上の実績をもつ。 全国の大手チェーン店をはじめ地域専門店並びに、ボランタリーチェーン、メーカー商品開発にまで多岐に渡るコンサルタント活動を実践。 すぐに成果を出す指導手法には定評があり、暗闇だと思っている状況に光を当てて道を照らすコンサルティング活動を進めている。

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